takeインソールの作成方法 ①

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すごくざっくりした説明ですが、takeインソールでは「足のアライメント(関節の配列)の調整」と「足裏感覚の調整」をしています。これまたざっくりしていますが、これらによって歩いたり走ったりという動作を調整し、問題を改善したりパフォーマンスを向上したりします。

今回は足のアライメント(関節の配列)の調整に関して自分の考えをシェアします。

二足直立の人間を支えるのは足のみ。そんな足の機能は重要だし足に異常があればそれは上の関節に伝わっていきます。例えば、外反母趾なら親指をうまく使えずふらつくだろうなぁ〜というのは想像できると思います。また、例えば立って足の土踏まずを下げようとすると膝が内側を向くように脚がねじれると思いますが、これが足の異常が上に伝わっていくということです。

インソールで足のアライメント(関節の配列)どうこうという時によく出てくるワードが ”アーチ”。よくお客さんでもアーチが低くて〜などの相談で来られる方が多いし、テレビなんかでもよく取り上げられていますが、個人的には見た目のアーチはあまり重要視していません。

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これは足の骨の模型。こうして見ると一言でアーチと言ってもたくさんの骨が関わっていることがわかる。

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これは僕の足。ホビットみたいとよく言われます笑。僕の足はパッと見でアーチがないですがこれは単にアーチが低いだけでなく、土踏まずの部分の筋肉が大きいから。僕の足の例えは良くないかもですが笑、こんな風に関節の位置は正常でも土踏まずが低いことは多々ある。

足の機能に関して重要なのは足の骨の配列。ざっくりした説明ですが、足は関節がうまくかみ合わさって固定性を高めたり反対に緩んで柔軟性を高めたりすることができる。もし足の関節がどちらかに偏っていればその機能も偏ることになる。

筋肉や脂肪で足のアーチが低く見えるけど関節の位置が正常な場合、見た目の判断だけでアーチをグイ〜っと持ち上げるようなインソールを使うのは意味あるんだろうか?ということで見た目のアーチはあまり気にしていません。

代わりにインソールを作成するにあたって評価しているのは関節の可動性。大まかには距骨下関節と足横根関節の可動性をチェックしています。

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距骨下関節が 回内 / 回外 に偏っていないか、横足根関節が 外反 / 内反 していないかをチェック。これは先述の足の固定性や柔軟性に関わるのがこの二つの関節だからです。もちろん他にも重要なことはたくさんありますが、個人的に足の関節に関して、重要な足の機能はこの固定性/柔軟性に関わる部分かなぁと考えています。

チェックが終わったら、それに基づきインソールの大まかな形が決定。必要なパーツと位置が頭の中で決まったらベースとなるインソールにパーツを配置するためのマーキングを行います。

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こんな感じ。距骨下関節と横足根関節の位置を調整しつつも足裏の大きい筋肉に干渉しないような位置にしています。そうやって不快感を最小限にしたり必要以上に足の自然な動きを妨げないようにしています。

チェックに基づきパーツを配置するので必要なパーツは人それぞれ。左右で違うことも多い。足のサイズや歪みの大きさによってパーツの厚みも調整。靴の特製も考慮。

使うパーツは必要最小限です。使わなくて良いパーツは使用しないことが自分なりのポイント。全部使っても効果はあるし悪影響はありませんが、必要最小限のパーツにした方が効果が高い(たけ調べ)。

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この人の場合はこんな感じでパーツを使用。チェックに基づきパーツを決定しており、必ずしも全員がこの形になるわけではありません。


こんな感じで足の関節の位置を調整するようにインソールを作成しますが、まとめると以下の通り。

1)パッと見のアーチは特に気にせず、距骨下関節と横足根関節の動きをチェック。

2)チェックに基づき使用するパーツが決定。

3)足に合わせてパーツを置く位置をマークし、パーツを配置。

すごくフワッとした書き方しかできませんでしたが...。こんな感じです。

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